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金型工【1/1】

2013年8月13日 11:57技師・工員

どんな職業か

精密な工作機械を操作して大量生産の部品を作るための「金型」を製作する。 金型とは、同じ形の製品や部品を同じ品質で大量に効率よく製造するために、金属材料で作られた「型」のことで、 身のまわりのプラスチック製品から、電機・自動車部品、光学機器、生産機器、医療機器、建築資材などの同じ製品を 大量に作る時に欠かせないものである。 金型は、大きいものは100トン、小さいものは手のひらに載るサイズまで製品に応じて多種多様で、精度ではサブ ミクロンの超精密が要求される。 まず、金型の設計業務では、主にCAD/CAMシステム(Computer Aided Design/Computer Aided Manufacturin g:コンピュータ支援による設計製造法)によって、設計図面を作成する。次に、機械加工工程では、コンピュータに よる設計データや金型の設計図面に基づいて、精密な工作機械を使って金属材料を加工する。仕上げ・組立工程では、 表面にみがき等の仕上げをし、組立や調整を行って一式の金型を作製する。最終的に、完成した金型を用いて試作用設 備で製品を試作して、必要な修正作業を行い、その品質を確認する。


 

就くには

入職にあたって特に資格は必要とされない。高校や大学を卒業し て就職するほか、中高年からの転職も可能である。しかし、この職 業は高度の熟練技術が要求されるとともに、機械工学的な知識が必 要とされる。 通常は、金型工の教育は汎用工作機械(手動形の工作 機械)で、素材加工、部品加工作業などから始めて基礎的な切削技 術を習得してから、NCフライス、マシニングセンターなどのNC 工作機械の操作を行う。 小規模工場の金型製作は、ほとんどの作業を一人で行うことが多 いので、あらゆる工程を経験する。また、人数の多い職場の場合に は加工作業が分業となるが、当初は基礎的な加工作業を経験する。 関連する資格として厚生労働省が実施する技能検定の「金型製作 技能士」の資格があり、取得すると技術の証明として評価され、給与面で優遇されることが多い。

労働条件の特徴

金型は、金型を製作する専業企業とメーカーの工機工場で製作されており、日本の製造業では使用する金型の9割を 金型専業企業に依存している。 従来、この仕事は機械加工に熟達した中高年の男性で占められていたが、金型の製造がコンピュータによる設計や製 作など情報技術型に移行しているため、若年の男性が徐々に増加し、また女性の就業も増加している。 労働時間については、金型は一品受注生産であるため受注が重なると一時的に忙しくなり、超過勤務が増えることも少なくない。 金型製作工場の現場は、設備のコンピュータ化、エレクトロニクス化に伴い、その保守、精度維持のため作業環境は著しく改善されている。 労働需要の見通しは、技術や生産性の向上を考慮すると、横ばいの状況で推移していくものと見込まれる。

参考情報

関連団体
社団法人 日本金型工業会
  http://www.jdma.net

関連資格
金型製作技能士

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