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化粧品製造工 【1/1】

2013年9月 4日 10:13技師・工員

どんな職業か

クリームや化粧水などスキンケア用、ファンデーションや口紅などメーキャップ用、ヘアトニックなどヘアケア用、 香水、オーデコロンなどフレグランス用などの多彩な化粧品を製造するのが「化粧品製造工」である。 製造部門では、水、パラフィン、各種薬品、色素、香料などの原料を決められた処方にしたがって配合し、加熱・溶 解させ、混ぜ合わせて化粧品を作ってタンクに貯蔵する。そして、タンクから化粧品を少量取り出し、サンプルとして 目視や機器での測定により検査する。 充てん・仕上げ部門では10~20人がチームを組んで作業をする。ベルトコンベヤーによって、タンクからパイプ を通じて送られた化粧品がそれぞれの容器に正確に充てんされるように監視し、不良品があれば抜き取る。口紅などは 成形機で成形し、色調、硬度などを検査する。その後、ふたを締め、ラベルを貼り、ケースに入れ、使用説明書などを 同封する。機械にトラブルが起きたときは、原因を速やかに究明し、機械を調整する。 製造から充てん・仕上げ工程までを一貫した完全自動生産ラインで行っているメーカーもあるが、多くの工場では自 動と手動を組み合わせた半自動生産ラインで製造している。


 

就くには

入職にあたって、特に免許や資格は必要とされない。高校や大学 などで化学を専攻していれば有利である。製造部門の男性には、高 等専門学校や大学卒業の新規学卒者が多く、女性はこれまで高校の 新規学卒者が多かったが、最近では短大や大学の新規学卒者を採用 する企業もみられる。 入職直後の訓練として、ベルトコンベヤーのラインで作業する場 合には、「作業標準書」や「作業手順書」などに従って、各工程の 単位作業を修得する。なお、各工程では「標準時間値」と呼ばれる 作業動作の時間値が設定されており、ベルトコンベヤーのスピード と作業時間、作業量について、誰にでも実行可能なペースと生産量 が考慮されている。 化粧品製造工には、製品の細かい異常を見逃さない視力や嗅覚を 持っていることが求められる。

労働条件の特徴

化粧品メーカーの工場の約24%が首都圏に集中しているものの、その他の地域にも広く分布しており、職場は全国 に渡る。なかでも大阪、東京、埼玉、神奈川に多い。 賃金については、昭和60年代以降、大手などで賃金体系を見なおす傾向が顕著となり、化粧品製造工という職種を 限定することなく、本人の能力・実績に応じて、職種を選択するという新しい制度を導入するなど、従来の人事・賃金 制度から大きく変化している。 製造部門には男性が多く、女性の多い充てん・仕上げ部門ではパートタイマーやアルバイトの比率が年々高くなり、 その年齢構成は10歳代から50歳代までと幅広い。 近年は、男性・女性ともに勤続年数が増えており、こうした労働・経済環境を考慮して、これまで多数の定期採用を 行っていた企業も採用人員を減らす傾向にある。

参考情報

関連団体 日本化粧品工業連合会
  http://www.jcia.org/

関連資格 危険物取扱者

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