日本国政府のAPEC越境プライバシールールシステムへの参加が認められました【1/1】
2014年4月30日 16:29
本件の概要
日本国政府は、本日、APEC域内における企業等の越境個人情報保護に関する取組に対して、APECプライバシー原則への適合性を認証する制度であるAPEC越境プライバシールールシステム(CBPRシステム:Cross Border Privacy RulesSystem)への参加が認められました。
2014年4月30日 16:29
日本国政府は、本日、APEC域内における企業等の越境個人情報保護に関する取組に対して、APECプライバシー原則への適合性を認証する制度であるAPEC越境プライバシールールシステム(CBPRシステム:Cross Border Privacy RulesSystem)への参加が認められました。
APECでは、2004年にAPECプライバシー原則を定め、これに基づく国内個人情報 保護制度の策定をAPEC参加国・地域(エコノミー)に勧奨してきました。
こうした中、ビジネスのグローバル化に伴い、国境を越えて移転する個人情報を適切に保護する必要性が高まったことから、APECでは「越境プライバシールールシステム(CBPRシステム)」を構築しました。
当該制度は、APEC域内における企業等の越境個人情報保護に関する取組に対して、APECプライバシー原則への適合性を認証するものです。このシステムに、日本は2013年6月に参加を申請し、この度参加が認められました。
日本は、米国、メキシコに次いで、CBPRシステムへの参加が認められました。今後、このシステムに基づき、企業等の認証を行うアカウンタビリティ・エージェント(認証機関)がAPECに承認されることになります。当該認証機関の認証を受けた企業等は、自社の個人情報の取扱いがAPECプライバシー原則に適合していることを示すことができるようになり、APEC域内での事業活動を円滑に行えるようになることが期待されます。
商務情報政策局 情報政策課 国際室
平成26年4月28日(月)