産業界の自主的取組に関するポータルサイトを開設しました~2030年に向けた産業界の温暖化対策を支援します~【1/1】
2014年9月 3日 17:47
本件の概要
経済産業省は、産業界における地球温暖化対策として取り組まれている自主的取組(自主行動計画・低炭素社会実行計画)を2020年以降の温暖化対策の重要な柱として支援するため、産業界の自主的取組に関するポータルサイトを開設し、国内外への情報発信を促進します。
2014年9月 3日 17:47
経済産業省は、産業界における地球温暖化対策として取り組まれている自主的取組(自主行動計画・低炭素社会実行計画)を2020年以降の温暖化対策の重要な柱として支援するため、産業界の自主的取組に関するポータルサイトを開設し、国内外への情報発信を促進します。
産業界の自主的取組(自主行動計画・低炭素社会実行計画)は、業界団体が自主的に目標を設定し、その達成のために温暖化対策に取り組む手法で、1997年以降我が国において取り組まれてきたものです。政府の地球温暖化対策推進本部における京都議定書目標達成計画の進捗点検等においては、この手法が十分に高い成果を上げてきたとの評価が行われており、実効性の向上に向けて、更なるデータ開示や国際的な情報発信に取り組むべきこととされています。 今後2020年以降の温暖化対策の枠組みの検討が本格化するに先立ち、本年7月、経団連が2030年に向け自主的取組を継続すると宣言したところです。経済産業省としても、このような取組を今後の温暖化対策の重要な柱として支援するため、経済産業省のホームページにおいて、産業界の自主的取組に関するポータルサイトを開設しました。 ポータルサイトにおいて、各産業の計画や実績データ等の産業界の自主的取組に関する各種情報(日本語・英語)にワンストップでアクセスすることができ、国際間・業種間におけるベストプラクティスをはじめとした情報共有が容易になるとともに、国内外の研究者による学術研究をはじめとした第三者による事後的な評価・分析の進展が期待されます。また、英語版サイトの充実により、海外に対する日本の産業界の自主的取組の成果の発信を強化していきます。
●各業種の計画、ベストプラクティス事例紹介(情報共有、標準化、国際協力等) ●実績データ(生産量、エネルギー使用量、CO2排出量、対策投資額等) ●経団連や関係省庁の審議会におけるフォローアップ状況 ●自主行動計画に関する評価・分析 等
http://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/kankyou_keizai/va/index.html
産業技術環境局環境経済室
平成26年9月2日(火)