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父親側が親権確保するのは難しいってホント? ~教えて?!弁護士さん Vol.2~【2/3】

2014年1月17日 09:45家庭を守る法的知識教えて?!弁護士さん

② 子どもがどちらについていきたいか?も大いに考慮されます。

父親側が親権確保するのは難しいってホント? ~教えて?!弁護士さん~

子どもが15歳以上であれば、法律上、親権者の決定に当たっては子どもの意見を聴かなければならないとされています(家事事件手続法65条、152条等)。

たとえ子どもが15歳未満であっても、判例上では概ね10歳以上であれば、子どもの意思が尊重される傾向にあります。
①で述べたような監護実績を積み重ねることは、子どもに「父親と暮らしたい」という意思を持ってもらうためにも有効なわけですから、是非とも実践する必要があります。

③ 今の生活が、どこまで現状維持できるかも重視されます。

父親と母親が別居している場合には、子どもと生活を共にして世話をしている親のほうが、どうしても親権者となりやすいです。それは、子どもの養育環境をたびたび変えることは子どもの幸せに沿わないことであると、裁判所が考えているためです。

だからといって、別居に踏み切る際に強引に子どもを連れて家を出ることは、正直勧められません。子どもの連れ去りが行われた場合、裁判所はその連れ去りの悪質さを厳しくチェックします。違法性の強いかたちで子どもを連れ去ったと判断されれば、裁判所はその親を親権者とすることを嫌う傾向にあるからです。

あくまでも子どもの養育環境を第一に考えた上で、穏当な方法で子どもを連れていくことが必要ということですね。

④ 親としての適性が疑われる行動は、絶対にとってはいけません。

子どもに対して暴力を振るったり、育児を放棄したりするなどの「親失格」といわれるような行動だけは、絶対にとってはいけません。また不倫や限度を超えた浪費なども、それによって間接的に子どもに悪影響を与えたとして、裁判所がその親に親権を与えたくないと考える事情となり得ます。

特に子どもや配偶者に対する暴力の事実があれば、いわゆるDV防止法(正式には「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」という。)に基づく保護命令が発令される可能性が高いです。保護命令を受けてしまうと、数か月間子どもとの接触が禁止されてしまい、前述した現状維持の観点からも親権を確保することは困難になります。

このようなことを自ら行わないようにすることは当然ですが、逆にいえば、相手がこれらの行為に出ていたという証拠を集めることができれば、親権争いをそうとう有利に運ぶことができるでしょう。

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